ごあいさつ

インフォメーション

2019-05-18 13:17:00

 5月に入り、だんだん紫外線が強くなってきました。紫外線は3月頃から増え始め、6月~7月頃にピークをむかえます。また、1日のうちでは、紫外線が一番多い時間帯は午前10時から午後3時頃までです。

 日焼けは、体が紫外線による被害を防ごうとする防御反応ですが、その効果は小さく、危険信号といえます。太陽を浴びる事は、健康によいことと思われがちですが、特に赤ちゃんや小さい子供にとっては、紫外線が有害である事が証明され、1998年の母子手帳から日光浴という言葉が消え、外気浴に変わりました。

 紫外線対策には、戸外では日陰を選んで行動したり、長袖、帽子、日傘などを用いて、肌を露出しないことです。日焼け止めも有効です。肌が未成熟な子供用には、低刺激の肌にやさしい日焼け止めがオススメです。長時間戸外で活動する場合には、約3時間ごとに、汗を拭いてから、ムラなく塗りましょう。

 しかし、紫外線防止対策は、過度にする必要はありません。体内でビタミンDが作られる為には、紫外線が必要です。乳幼児期には手先足先に、衣服の上からでも1日20分程度を意識して太陽光を浴びる事も必要です。子供は色々な遊びを経験し、戸外で体を動かし、汗をかくことも大切です。紫外線を理解して、親子で太陽と上手に付き合いましょう。

 


2019-04-27 10:16:00

 今年は暦では異例の大型10連休ですが、GW中の当院の診療日をお知らせ致します。

4月27日(土)9:00~13:00

5月2日(木)9:00~12:30および15:30~19:00

5月4日(祝)9:00~17:00

お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

 


2019-04-18 17:08:00

 入園や入学してまもなくすると、それまであまり熱を出したことがなかった子が、何度も発熱したり、鼻水や咳が出るようになったりします。他の子や大人と一緒にいることで感染する機会が増えますし、今までかかったことのないウイルスや細菌による風邪をもらってしまうかもしれません。

 子供は平均して年6~8回風邪をひくといわれています。風邪の原因の80~90%以上がウイルスで、残りは細菌などです。全体の30~50%はライノウイルスが原因といわれていますが、その血清型100種類以上にもおよび、他に原因となるウイルスだけでも少なくとも数十種類もあるので、風邪の原因はほぼ特定できません。風邪のウイルスの特効薬はないので、治療は症状を和らげる対症療法が中心です。痰を切りやすくする薬や解熱鎮痛薬などがそうです。水分をたくさんとって、家でゆっくり休むのも立派な治療です。

 春は気温差も激しく、体に疲れが溜まり易い時期です。睡眠も十分に取れるように工夫しましょう。


2019-03-25 16:38:00

今月下旬から定期休診日(水曜日・日曜日)と祝祭日を、カレンダーに表示することに致しました。

ご参考にしていただければ幸いです。


2019-02-26 16:50:00

 花粉症などのアレルギーを引き起こす物質であるアレルゲンは食べ物や化学物質などみなさまの生活環境の中に、ごくふつうに存在しています。また、花粉症の発症には環境因子に加え、個人の体質も大きく影響してきます。環境の変化やライフスタイルの多様化がめまぐるしい現代においてはその影響もなおさらです。 
 アレルギー患者数は日本人の約2人に1人、推定6000万人にものぼります。
花粉症の患者数も同様に増え続けており、近年では発症傾向にも変化が見られます。以前は成人の患者が多かったのですが、近年、小児期からの発症も増えてきています。 また、春のスギ・ヒノキ花粉以外にも、イネ、ブタクサ、ハンノキなど、アレルギー症状を引き起こす花粉は一年中飛散しています。

 このようにアレルギーの有病率が年々高まる中、その対策は発症してからのアレルギーケアだけでなく、日頃から生活環境の改善を心がけていくことが重要になってきているのです。

 花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始めることを初期療法 といいます。 初期療法をおこなうと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。

 花粉症は、症状の特徴によって、くしゃみ・鼻みずだけがある「くしゃみ・鼻漏型」、鼻づまりがある「鼻閉型」、全ての症状が同じくらいある「充全型」に分けられます。また、目の痒みや充血を起こすこともあります。 ご自身の症状タイプを確認し、症状にあった治療を早めに開始して、快適に過ごしましょう。