ごあいさつ

インフォメーション

2017-11-28 16:33:00

当院の年末年始の診療についてお知らせ致します。

年内は、12月29日(金)まで、

年始は、1月5日(金)から、通常通り診療致します。

 


2017-11-08 13:10:00


2017年10月6日、厚生労働省は今年度のインフルエンザワクチンの製造量が2528万本で、昨年度の使用量2642万本を下回る見通しだと明らかにしています。ワクチンに使うウイルス株を選び直した影響(2017年5月に厚生労働省が発表していた株(A/埼玉/103/2014(CEXP002))では製造効率が悪いということが分かり、7月に他の株(A/香港/4801/2014(X-263))に変更したため)で、過去5年間で最も少ない量とのことです。

2017年10月中旬~下旬に、東京保険医協会が行った調査では6割以上の医師が「ワクチンが不足している」と回答し、インフルエンザワクチン供給が例年より遅れ、医療機関でワクチン不足が生じていることが報告されました。

 

この、製造の遅れは、年末くらいまでずれ込む見通しです。供給されているワクチンの量が非常に少ないため、今年は接種自体を取りやめる、というところまであるようです。

インフルエンザが最も流行するのは、通常12月の後半から来年の1月くらいにかけてですので、本来は11月の中旬までには接種を完了するのが望ましいのですが、それを達成するのは難しい状況です。また、その対策として厚生労働省は「1回または2回」としている13歳以上の任意接種について、原則1回接種とするよう周知していくとしています。(WHOは、13歳ではなく9歳以上は1回接種で十分という見解を示しています。)

当院においても、現在インフルエンザワクチンの入手が困難な状況で、しばらくの間インフルエンザ予防接種のご予約を控えさせていただいております。
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

 

 


2017-10-10 18:50:00

2017年の当院でのインフルエンザ予防接種の料金は以下のとおりです。

大人(13歳以上):3000円

小児(13歳未満):2000円

高齢者(東京都{文京区・北区・豊島区 等}の予診票のある方):2500円

予防接種をご希望の方は、ご予約をいただければ確実です。

詳細はお気軽にお問い合わせください。(保存剤除去製剤もございます)


2017-09-27 14:37:00

 先日早くもインフルエンザウイルスへの感染者が確認されたとの報告がありました。今年の冬(2017〜2018)は、例年よりもインフルエンザウイルスの流行が早く始まると予想されています。そのため、早めの予防・対策が大切です。

インフルエンザを予防する策として「予防接種」は多くの方が受けられています。予防接種をしたからといって、必ずインフルエンザにかからないというわけではありませんが、かかりにくくなったり、重症化せずに比較的軽い症状で済むのが予防接種の利点でもあります。特に抵抗力の低いお子さんや、高齢者の方などは、予防接種をしっかり受けて、備えておいたほうが安心です。

 インフルエンザワクチンは、毎年つくりかえられており、例年、世界の国々で流行したウイルスの株から、その後の日本での流行を予測して製造されます。A型・B型どちらかのインフルエンザが流行した場合も、または両方が流行したとしても、インフルエンザワクチンの接種によって予防効果を発揮することができるように、2015年以降は4価(A型2株+B型2株)のワクチンが製造されています。2017/2018冬シーズンのインフルエンザワクチン株は以下のとおりです。

 A/Singapore (シンガポール) /GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09

 A/Hong Kong (香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)

 B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)

 B/Texas (テキサス) /2/2013 (ビクトリア系統)

 尚、インフルエンザワクチンは、射ってすぐに効果が期待できるものではなく、抗体が出来るまでに1〜3週間程度の時間を要するため、通常流行する時期の1〜2ヶ月前に射つのが理想的とされています。そのため、小学生以下(生後6ヶ月〜12歳まで)のお子さんは、2回の接種が奨励されていることも考慮すると、10月下旬か11月初旬までには、1回目を済ませておくことをおすすめします。

 


2017-08-14 17:10:00

 人の体は、暑くなるとその暑さに対応して体温を調節しますが、その体温調節機能が気温の変化に対応できず、働かなくなると、自律神経調節機能が低下し、食欲がなくなったり、体調がすぐれないなどの体に不調が現れる症状を「夏バテ」といいます。体温調節機能が働かなくなる原因は、室内と外気温の温度差の大きさがあると考えられます。冷房の効いた室内と暑い外の気温の温度差が大きく、室内と外を出たり入ったりすることでその温度差を繰り返すことになり、体温調節機能がコントロールできなくなります。

 体温調節機能がコントロールできなくなると、自律神経の調節機能が低下し、内臓の働きを低下させ、食欲がなくなるなどの症状を起こします。そして、食欲がなくなると、体に十分な栄養が補給されなくなり、その結果、疲労の蓄積・体調不良を起こします。

 また、夏の暑い時期には、冷たい水分を多く摂ることで、内臓(特に胃)の働きが低下し、消化不良・食欲不振の原因となります。

 

<夏バテ防止対策・夏バテ解消法>

● 室内と外気温の温度差を少なくする

室内と外気温の温度差を少なくするためにエアコンなどの温度を高めに調節し、体温調節機能が低下しないようにする。

● 睡眠

疲労を回復するために睡眠時間を確保する。

● 水分補給方法に気を付ける

汗により失われた水分・ミネラルを補給するようにする。ただし、あまり冷たい水分を摂り過ぎないように気をつける。

● 食事は旬のものを取り入れる

旬のもの、例えば夏野菜を食べると体を上手く冷やしてくれます。

 

※夏バテがなかなか改善しない・症状が重く辛い場合には、有効な漢方薬があります。お気軽に御相談ください。