ごあいさつ

インフォメーション

2019-04-27 10:16:00

 今年は暦では異例の大型10連休ですが、GW中の当院の診療日をお知らせ致します。

4月27日(土)9:00~13:00

5月2日(木)9:00~12:30および15:30~19:00

5月4日(祝)9:00~17:00

お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

 


2019-04-18 17:08:00

 入園や入学してまもなくすると、それまであまり熱を出したことがなかった子が、何度も発熱したり、鼻水や咳が出るようになったりします。他の子や大人と一緒にいることで感染する機会が増えますし、今までかかったことのないウイルスや細菌による風邪をもらってしまうかもしれません。

 子供は平均して年6~8回風邪をひくといわれています。風邪の原因の80~90%以上がウイルスで、残りは細菌などです。全体の30~50%はライノウイルスが原因といわれていますが、その血清型100種類以上にもおよび、他に原因となるウイルスだけでも少なくとも数十種類もあるので、風邪の原因はほぼ特定できません。風邪のウイルスの特効薬はないので、治療は症状を和らげる対症療法が中心です。痰を切りやすくする薬や解熱鎮痛薬などがそうです。水分をたくさんとって、家でゆっくり休むのも立派な治療です。

 春は気温差も激しく、体に疲れが溜まり易い時期です。睡眠も十分に取れるように工夫しましょう。


2019-03-25 16:38:00

今月下旬から定期休診日(水曜日・日曜日)と祝祭日を、カレンダーに表示することに致しました。

ご参考にしていただければ幸いです。


2019-02-26 16:50:00

 花粉症などのアレルギーを引き起こす物質であるアレルゲンは食べ物や化学物質などみなさまの生活環境の中に、ごくふつうに存在しています。また、花粉症の発症には環境因子に加え、個人の体質も大きく影響してきます。環境の変化やライフスタイルの多様化がめまぐるしい現代においてはその影響もなおさらです。 
 アレルギー患者数は日本人の約2人に1人、推定6000万人にものぼります。
花粉症の患者数も同様に増え続けており、近年では発症傾向にも変化が見られます。以前は成人の患者が多かったのですが、近年、小児期からの発症も増えてきています。 また、春のスギ・ヒノキ花粉以外にも、イネ、ブタクサ、ハンノキなど、アレルギー症状を引き起こす花粉は一年中飛散しています。

 このようにアレルギーの有病率が年々高まる中、その対策は発症してからのアレルギーケアだけでなく、日頃から生活環境の改善を心がけていくことが重要になってきているのです。

 花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始めることを初期療法 といいます。 初期療法をおこなうと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。

 花粉症は、症状の特徴によって、くしゃみ・鼻みずだけがある「くしゃみ・鼻漏型」、鼻づまりがある「鼻閉型」、全ての症状が同じくらいある「充全型」に分けられます。また、目の痒みや充血を起こすこともあります。 ご自身の症状タイプを確認し、症状にあった治療を早めに開始して、快適に過ごしましょう。 

 

 

 

 


2019-01-30 11:34:00

今年もインフルエンザが猛威をふるっています。

国立感染症研究所感染症疫学センターが2019年1月18日に発表したデータによると、全国42都道府県で 警報レベルを超え、本格的な流行期に入りました。インフルエンザは毎シーズン1000万人以上、日本人のほぼ10人に1人が症状を訴えて医療機関を受診する大規模な流行性疾患です。

インフルエンザの予防法としては、ワクチン接種のほか、手洗い、十分な休養、人混みに出ない、適切な湿度を維持するなどの対策が勧められています。しかし、どの対策も百パーセントかからない保証はありません。万一かかってしまった場合、少しでも早く症状を改善するため、有効とされるのが インフルエンザ治療薬です。

もともと健康な人がインフルエンザにかかった場合、通常5日から7日程度で自然に治ると言われています。インフルエンザ治療薬は、発病してから48時間以内に使えば、症状が出ている期間を1〜数日程度、短縮する効果があります。つまりつらい期間を平均で1~2割短くしてくれる薬だ と考えればよいでしょう。なお、ぜんそくや腎臓病患者、高齢者など、インフルエンザにかかると重症になりやすい人などは、積極的に使うべきとされています。

夜間の急な発熱など、インフルエンザだと思っても、すぐに病院に行けないときもあるでしょう。そのような時に、まずは熱を下げようと考えるかもしれませんが、熱を下げることが最優先の対処法ではありません。最優先にするべきことは、発熱による脱水を起こさないように十分に水分を摂取し、暖かくしてよく眠ることです。風邪を引いた時と同様に、無理をせず、出来るだけ安静を心がけることが大切です。