ごあいさつ
インフォメーション
2017-07-24 16:39:00
毎年夏頃に小児を中心に流行する感染症である、手足口病、ヘルパンギーナおよび咽頭結膜熱(プール熱)の患者報告数が増加しています。特に手足口病については、都内の小児科定点医療機関からの7月以降の患者報告数が、都の警報基準を超え、大きな流行となっています。
手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱は、いずれもウイルスによる感染症で、特異的な治療法やワクチンはなく、感染予防策としては、こまめな手洗いや、咳やクシャミをする時には口と鼻をティッシュ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。
<お子さんのための感染予防のポイント>
●こまめな手洗いを習慣づけましょう。(手洗いは多くの感染症に共通する重要な予防策です)
●症状がおさまった後も2~4週間、便などにウイルスが排泄されます。普段からトイレの後、オムツ交換後、食事前の手洗いを徹底しましょう。
●幼稚園、保育園など集団生活では、タオルの共用を避けましょう。
●お子さんが理解できる範囲で咳エチケットを心がけましょう。(人に向けてクシャミをしないなど)